ちょっと商館にいこうと思ってセビリアに立ち寄ったところ、
酒場娘のロサリオちゃんが、
なにやらアンニュイなため息をついておられました。

ここで、甲斐性のあるオトコならば、
オレが海の向こうを見せてやる!てな感じのクサい台詞を吐いて、
愛の逃避行(?)に連れ立っていくような場面。
うん、いいわね。
そんなオトコいれば。
これがわたしの場合になると、
「海の向こうって言ったって、そこにあるのは海か、
さもなければただの陸地よ」とかなんとか、ミもフタも夢も希望もないことを
言っちゃうわけだけど。
それよりもわたしは、
一度このカウンターの向こう側の世界に行ってみたいわ。
さぞかし儲かるんでしょう(笑
とはいえ、休暇が水曜日の数時間だけっていうのは、
ちょっと条件が厳しすぎるわ。
やっぱ、水商売は考えものよね。
あぁ、こうしてせっかく立ち寄ったんだから、
何かお土産のひとつも持ってくればよかったわねぇ。
…あ、
そういえばあれがあった。

どう?
ちょっと錆びてて見てくれは悪いけど、
宝剣っていうくらいだから、値打ちものよ。
きっと。
ほら、カードもついてるのよ。
戦闘力1だけだけど。
もらっといて損はないと思うわ。
イヤな客からセクハラとかうけたら、
この剣でバサーッとやっちゃえばいいのよ、バサーッと。
まぁ、このカウンターは何よりも厚い壁だから、
そもそも心配はないのかも知れないけど。

よかったわ、喜んでもらえて!
全部ひらがななあたり、
ちょっと棒読みチックな気がしないでもないけど。
でも、いいのよこれで。
わたしもいらないもの処分できたし。
え? あぁ、こっちの話。
気にしないで。
それじゃ、
わたしちょっとアテネあたりで仕事をうけてくるわ。
またしばらく帰ってこられないと思うけど、
元気にしててね。

で、アテネで財宝鑑定系の仕事を請けてみたんだけどさ…。
なによこの、適当さ加減。
とりあえずイスタンブールってなによ。
なにか根拠があるなら、言ってごらん?
てゆーか、この仕事ってば
財宝となにか関連性があるのかしら…。